ドラックスター400に乗ってみた。ちょっとレビューします。

嫁がドラックスター400持ってます、が全然乗ってませんので僕が乗ってみました。

ガラぽんです。
涼しくなった、と思っていたのですが、一転、今日は夏の高気圧や南の台風19号、熱帯低気圧の影響で南風が入り、岡山では30℃近くまで上がるという10月とは思えない暑さになりました。
しかも湿った空気が入っているので蒸し暑い…これ、8月の暑さじゃないですか。
毎年10月の真夏日が増えてる気がします…秋がなくなっていく…(´Д`)
まあ、そんなことはどうでもよいのですが、代車の125ccスクーターを今日は乗る気がせず、ふと魔がさして嫁のドラスタ400を乗ってみようか…と思いつきました。
いままで人のバイク乗るのは倒して傷つけたら困るから遠慮していたのですが、ブログネタに乗ってみるのもよいかなと。

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ガラぽんのバイク遍歴

え~、今まで乗った経験としては原付除くと…
ヤマハTZR125(ネイキッド)、ホンダCBF125(ネイキッド)、フォルツァSi(ビクスク)、スカイウェイブ400LTD(ビクスク:現所有)
あと、教習車のCB400(ネイキッド)、NSR250R(レプリカ:大学時代ね。友達に借りて試乗させてもらった。)
ってとこですね。
大学時代所有していたTZRは空冷2ストロークと今では死滅したエンジン方式なんですけども、125ccのくせに17馬力ほどあり、幹線道路で90km/h、100km/hが楽勝で出ました…
ネイキッドとはいっても姿勢はレプリカのようなスタイルになるので、風を切れてなかなか楽しいバイクでした。
2サイクルなんでしょっちゅうエンジンがかからなくなるのが難だった…

うちのドラックスター400はこんなプロフィール

さて、そんなバイク経歴を持つガラがドラスタ400に乗ってみたわけですけども…
まあ、このバイク、カテゴリとしては「アメリカン」タイプなのですが、「アメリカン」というスタイルの特性とバイクの性能をごっちゃにしてしまうとあまりよい評価はできないので、別々に分けたいと思います。
というのも、このバイク、バイクの性能としては非常にポテンシャルの高さを感じたからです。

ここでバイクのプロフィールをざっと載せておきます。

年式:2009年
現在の距離:6900km(中古購入時:6700km:ワンオーナー車)
排気量:399cc
馬力:22 kw (30 ps) / 7500 rpm
トルク;31 N・m (3.2 kg・m) / 6250 rpm
乾燥重量:234kg
エンジン形式:空冷4ストローク・V型2気筒SOHC2バルブ

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ドラスタ400のバイクの性能だけに限って言えばこう感じました。

取り回し…
重量は234kgと400ccバイクの中では非常に重い部類に入るが、実際の取り回しは190kgのフォルツァ、197kgほどのCB400より全然軽いです。
重心がとてつもなく低い(シート高69cm)ことと、通常より少しだけ長めのハンドルが「テコ」の原理を果たすため、平坦地ならどこまでも押していける感じです。
うちの嫁は重たいといって、足漕ぎ移動していますが。
足漕ぎ移動は通常のバイクと比べ、ひと漕ぎで倍の距離移動できます。バイクが低いせいですね。
よって、取り回しは「最強クラスに楽」だと思います。倒すなんて考えられません…どうやったら倒せるんだ、この高さで…(^_^;)

エンジン…
十分にトルクフル。理想的なパワーを得られるエンジンです。
アクセルに違和感なく、イメージどおりの加速が得られる感じ。
また、少しくらいクラッチのつなぎが遅れても、驚異的な粘りでエンストしません。素晴らしいの一言。
Vツインエンジンはドコドコ感がありません。悪く言えば普通のバイクです。
ですが、その分、質の高い純日本バイクという感じで安心感があるとてもきれいなエンジンサウントとなめらかな振動で、これはこれでいいんじゃないかと思わせます。

シート…
丁度よい反発のあるシートです。さすがのクオリティという感じ。長時間乗っていても疲れないんじゃないでしょうか。

ハンドル…
アメリカンとしては短めのハンドルでまっすぐ走っているの時の違和感はほとんどありません。
ハンドリングは軽めながら、不安のある軽さではなく、絶妙な重さが残っていて、ぴたっと行きたい方向に定まってくれます。自転車みたいなハンドルですが、自転車みたいな不安定な軽さはなく、とても安心できます。

サスペンション…
メチャクチャなめらかです。大きなタイヤとあいまって、ほとんど路面の凹凸が感じられません。

走り…
バイクは重たいんでしょうが、乗っている感覚としてはとても軽いバイクに乗っているのではないか?という錯覚を覚えてしまうくらいの軽快な走りをします。
60km/h、70km/hはスッとでます。重たいので出足が悪いなどということも聞いたのですが、そんなことはありません。
車は楽に置いていけるトルク持っています。
もし出足が悪いという人がいるなら、単にクラッチとアクセルのミートの問題かと思います。
走るたびにアクセルとクラッチレバーの遊びを自分好みに調整することと、場数を踏めば解決する問題かと。

バイクの性能はびっくりするほど良かった。

うん、とても良いバイクなんですよね。
バイクの性能的には欠点といえる欠点は見当たりません。
ただし、「アメリカン」であって、ハーレーダビッドソンに頑張って近づこうとしすぎてしまった結果、難が出てきたことがあります。
ただ、それはハーレー自体の難でもあるので、ことドラッグスター400に関しては、400ccバイクとしてのクオリティは最高レベルといってもいいんじゃないか?と思うのです。
それくらい乗り心地良かったです。
さすが名バイクVMAX1200を作っているヤマハです。
ホンダよりも乗り味がとてもなめらかで繊細な感じ。
最近のホンダはタイ製になったのがいけないのか、乗り味に大雑把さを感じる…

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アメリカンスタイルの好き嫌いで言ったら、僕は嫌いです。

ただですね、正直言って、僕はどうしてもアメリカンが好きになれないんですよね…
アメリカンはホント、まっすぐな道をひたすらまっすぐに走ることを想定してつくられているだけにです。
普通のバイクのように体全体でコーナーを曲がることができません。
体勢的にバイクをほとんど傾けることができないです。
これはもう、乗ってみたらわかることで、交差点ではほとんどハンドルを切るだけで曲がっていくことになります。
これがとても違和感があり、どうしても膨らみがちになってしまいます。
ま、当たり前ですね。それをアメリカン好きな人は良しとして乗っているんですから。
まあ、ただ僕としてはバイクと体は一体にならないとなんか違和感がすごくあるので、この「腕で曲がる」スタイルは好きになれないんです。

あと、長年普通のネイキッドバイクに乗ってきた僕としては、ドラックスターの足を乗せるステップの位置にものすごく違和感があります。
チェンジをするときにはステップに足が上手く乗ってなくて、あれ?やけにクラッチが固いなあ‥なんて。
そう、なかなか定位置に足を乗せることができない。
これがまた、なかなか慣れないんですね。

そして、これ、皆困ってることだと思うんですが、乗車の際のバイクの車体の位置が低く、尚且つ身体が思いっきり起きているために、ヘルメットから下腹部に至るまで、すべて恐ろしく風の抵抗にあうということ。
バイク自体は110km/h、120km/hと力強く加速してくれますが、もう身体が全く持ちません。
後ろにさらにのけぞりそうで凄い抵抗です。
これなら、バイクが独り歩きするくらいのパワーがあって、人間はバイクにがむしゃらにしがみつく、というスタイルでないとかえってきついです。
ハーレーで、高速道路でアホみたいに飛ばしている人たちは、人間がバイクにしがみついているような印象。
ドラックスター400は十分な加速性能があるものの、そこまでのトルクは感じないので乗ってて心地いいのは80km/hまで。
高速道路でも間違いなく遅いトラックの後ろについていくことになると思います。

あと気になるところは、右後ろの2本出しマフラーの廃熱。
これ、信号待ちでアイドリングしているだけでめちゃくちゃ熱いです。
太腿の後ろ、ふくらはぎ、熱感じます。
夏に薄いジーンズで3時間もツーリングしたら低温やけどになるんじゃねーの?というくらい。
さすが空冷4スト。
これ、ホント、個人的な意見をいうと水冷にすればよかったんじゃないかと思います。
空冷だと熱ダレしやすいし。
ドラックスターはエンジンにハーレーのようなドコドコという音はありません。
すでに別のカテゴリなんですから、空冷とかのこだわりはいるのか?と思います。
これだと少し距離を乗るときはチョイ乗りスタイルは難しいです。
やっぱりハーレー乗りのようにアメリカン用のライディングパンツとか専用の高いアイテムを揃えなくてはいけなくなるわけで。
お金がかなりかかりますね。

アメリカンスタイルはまるで「白鳥」。遠出する勇気をそぐらしい。

まあ、本格アメリカンを目指そうとするほど、日本では乗りにくいバイクになりますね。
僕は見た目よりは乗り心地重視なので、ちょっとアメリカンをメインバイクにはできませんよね。
ちなみに、嫁はアメリカンのふんぞりかえったスタイルが好きだとのこと。
ドラックスター400も性能的には満足しているらしいです。
ただ、上に書いたように

・曲がるときに車体をほとんど傾けられず、ハンドルを切ってバランスを保つしかないので、ワインディング走行が不安。
(ただトルクはあるので、徐行並みのスピードになっても、高低差ある180度カーブで登れないということはまずありません。)
・身体が立っているせいで80km/hを超えた時の風の抵抗を感じ過ぎて、高速道路のトンネルの出口や高架での突風に倒されないか不安になる。
(実際は車体が重たく、直進安定性には優れているのでバイク自体は風にさほど弱くはありません。あくまで体に受ける感覚の問題。)
・スタイル的にバイクと体が一体にならず、細かい挙動ができないので、車に幅寄せされたときや飛び出しの時などとっさの対応がしづらい不安

などから遠出ができないでいるそうです。
隣町に行くだけでも気合が必要だと…
まるで「白鳥」です。
優雅に湖に浮かんでいる白鳥…水の中では一生懸命に水かきを動かしている。その水かきが煩わしいということですね。
しかし、そこまで「めんどくせえ」「不安」と思ってるのにアメリカンなの?という感じなんですけどね。

慣れればものすごく好きなバイクになるとは思う。でも僕はアメリカンというスタイル自体があまり好きではないんだけど…(´Д`)

まあ、でも結局「慣れ」だけの問題だと思いますけどね。
ドラックスター、納車すでに10か月なのに、多分トータル距離で200kmも走ってない…。
月に数回、近場を恐る恐る乗るだけで上達するわけがない。
乗れば体の一部になっていくはず。だって「馬」なんだから。
2000、3000kmと乗ればあとはどんどんドラスタが好きになっていくと思います。
まあ、風の問題とか、熱の問題とか、慣れではどうすることもできない問題もありますけど。それはカスタマイズすればいいだけの話なので。
ドラックスター400は性能的にはとてもレベルの高いバイクだと思いますよ。ホント。
とても丁寧に作られているな、というのをその「繊細で上品な走り」から感じられる、「技術の日本製」を意識できるバイクで、乗ってて安心感があります。
けれども、アメリカンというスタイルが僕にとっては魅力を半減させています。
まあ、慣れたら好きになるかもしれませんが、普通のネイキッドやツアラーのほうがいいです。
うーん、このドラックスター400のバイクとしての完成度を知ってしまうと、実際ヤマハの「フツーのネイキッドバイク」に乗ってみたくなる…
でも、今ヤマハのバイク、400はドラックスターのほか、SR400くらいしかないんだよな~~~~(´Д`)同じ空冷で、パワー抑えめのクラシックバイク。
XJR400Rとか、定番ネイキッドだったのに大分前に生産終わっちまってるもんな~~~。
ホンダみたいにCBシリーズのような定番バイクが欲しいとこだよね。
ヤマハのバイクの現行はキワモノばっかのイメージだ。
だからヤマハ、乗れないんだよ。
性能はいいの、わかってるんだけどさ。

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