2日目。やまなみライン堪能…今まで行った数々のツーリングの記憶が色褪せる絶景続き!(*´Д`)
阿蘇ツー2日目です。
いや~、晴れました…明日雨なのが悔しいですね(´_ゝ`)
気温はかなり高いですね。
ジャケットのインナーを外します。
メッシュグローブに。
セブンでパン朝食…
最近、ホテル朝食が受け付けなくなりました…
多すぎて体がついていかない。
勿体ない。(時間も、お金も)
…もう年ですかね。
別府は鶴見岳という標高1300メートル以上もある山から一気に別府湾まで落ち込む、山麓に作られた町です。
神戸みたいに傾いてます。
ガソリンスタンドで給油しても、平らなのはガソリンを入れる場所だけ…重たくて体勢が不安定な大きなバイクにとっては気が抜けません(*´Д`)
こんな感じで街が広がっています。
そして、県道11号線は、湯布院まで、ものすごいアップダウン。
本州じゃ考えられないようなダイナミックな山並みが早くも始まります。停車できなくて撮影できてないけど。
なんつーかな、山のひとつひとつの規模が本州よりでかい気がする。
これも火山帯が横切っているせいなのかなあ…
いきなり開けて、由布岳とその山麓に広がる緑。もうスケールちゃう~~~(*´Д`)
そして、由布岳登山道から一気に下り。
すげ~、天空~~~~っ(*´Д`)
えっと、まだやまなみハイウェイにも入ってないのにこれですか?
もうお腹が膨れそうなんですけど。
なんだこりゃ!?この本州にないスケールは!?
上の写真の町が湯布院です。
湯布院まで降りたら、県道11号からいったん国道210号に折れます。
そのまま210号で、大分自動車道の湯布院インターを少し超えて、やまなみハイウェイに入ります。
やまなみハイウェイは最初は単に林間の道なので、開けるまでは割愛。
朝日台というところから、急に展望が開けます。
うっひゃ~~~~!こんなまっすぐな道、北海道だけかとおもってた…
九重町、という町ですね。
ほとんどが牧草?地帯。
日本っぽくないなあ…
しばらく行くと長者原、という場所に。
ここが九重連山の入り口ですね。
といっても九重連山の登山口にはもうちょいあります。先の山が九重連山ですね。
標高1300メートル超えてるよ…
ふとここできづいたのですが…さ、寒い~~~~~(*´Д`)
気温は16℃あるのですが、実は強風がすごいのです。
10mくらいあるんじゃないでしょうか。
ジャケットのインナーをつけていると飛びそうになる~~~~。
晴れるのは良いのですけどね、やはりこの時期は地表と上空の温度差が激しすぎて、気流が荒れるみたいですね…
高速道路も100km/hで走ると、バイクだと倒されそうになるくらいなんですよ。
5月はツーリングに向いてると思ったんだけど…風が強い日が多いんだよな~
九重連山登山口から、阿蘇カルデラに向かって降りていく~~~
雄大だ~~~
降り切ったら、牧場地帯。
実はこの牧場地帯も、まだ阿蘇カルデラの外輪山。
標高は高いです。
1000mくらいあるのかな?
これが広大なんですね。
この外輪山をぐるっと牧場がかこっていて、その真ん中を通る道路が県道45号、12号の通称「ミルクロード」
とりあえず、まだやまなみハイウェイを走りきってないので、そのまま進みます。
しかし…
どこまであるんだよ。これ?しかもこの交通量!
ようやく、終点が見えてきたよ…(;´Д`)
外輪山を降りていきます。
途中、やっぱり地震の爪痕はあるんですけどね、
まだこのあたりはそんなにですね。
震源地はほどんど熊本市でしたからね。
あと、そのとなりの益城町。
カルデラから大分外れているんですよね。
でも、うまくカメラに収められなかったのですが、道路にかからない部分で、ビルくらいの土砂量が崩落したと思われる山があったりして驚きました。
カルデラを下りて、県道45号、ミルクロードに向かいがてら、昼食を摂ります。
すでに13時半。
地図を見るために入った駐車場がある店にそのまま入ったんだけど…
後で知ったんですが、ここ、有名店だったんですね…
高かった…
肝心の蕎麦は…可もなく不可もなく…
というか、蕎麦屋で蕎麦がまずかったことなんてないもんな。
蕎麦ってあたりはずれないけど、特に感動するほど店によって違いがあるわけでもない…
ちょっと失敗でした。
しかし、高菜って、阿蘇名物だったんだ。
高菜飯の店、あちこちあった。食べなかったけど。
県道45号というか、広域農道、入ります。
うお~、独り占めや~~~~(;´Д`)
さすが平日~~~~
なんだこの地平線は~~~~~(;´Д`)」
いや~
熊本is No.1やな。
今までの中では。文句なし。
癒されまくり。
まったり過ごした後、いったんやまなみライン県道11号に出て、続きのミルクロードに入る。
…ここってこんなに高かったんや~~~絶景やな…
ところが、この先の大観峰というところに行くと…
ライダーの聖地になってた…
しかし、若い人もみんなハーレーやな…
生活費は親のすねかじりで、仕事やバイトの給料はほどんど趣味に使えるんやろな、若くてバイクに乗ってる人は…
それはさておき、展望所のその眺めは
さらに別の場所から
こんなんおかずに
阿蘇ソフト…
いうことありません…
1時間も居てしまった…
あとはやはり、まだ牧場が続いていくんですよね。
しかし、途中で小道もあるのですが…
牧場への道は進入禁止ですね。
なんか、伝染病防止措置らしいです。
人間が伝染病持ってるってことなんかな
しかし…
1ヘクタールに牛1頭か…とんでもなく広大だな…
ここまでくる間に牛1頭しかみなかったんだけど…広大過ぎるせいなのかな…
それとも、放牧時間っていうのがあるのかな…
明日は昼過ぎから大雨らしいから、朝方しかいられないけども、朝少しまた牧場回り走ってみるか‥
17時過ぎ。
道の駅阿蘇に降りてきました。
今日はここまでです。
本当は阿蘇スカイラインなんかも走りたいけど、夕方から山には入れないしね。
次回に取っておくことにします。
まあ、実際、3泊4日で交通費、宿泊費、食費や細かいの含めても全部で費用5万円もかかってないからな。
もう1回くらい来たいな。
次は梅雨明けとかじゃないと、雨がヤバいけど。このあたりは。
宿に向かいます。
いや~、阿蘇の土は黒土で肥沃そうだなあ…
何もかもがすごいわ…こんなとこ見入るの、俺くらいだろうけど。
こういうの色々気にするような鬱陶しい性格だから、アフィリで食えてるのかもな…
今日の宿はビジネスホテルだと思ってたけど旅館だたった…
昭和過ぎ…
阿蘇らしいかな…当然、ネット環境はなく、仕事はできませんでした。
温泉に浸かってゆっくり体を休めます。
食事はコンビニで済ませました。
阿蘇のお店は閉まるのが早いです。
コンビニがきちんとあるだけでもよしとしましょう。
しかし、阿蘇のカルデラ、ぱないなあ。
でも、この大きさのカルデラができたってことは、このカルデラ分のマグマが噴出したことがあるってことだな…
なんて考えて、興味が湧いたので調べてみる。
wikipedia 阿蘇カルデラ によると…
なんと、9万年前に九州北半分と、山口県の一部を火砕流が飲み込むという大惨事があったらしい…(*´Д`)
そんなん、今起こったら、2000万人は死ぬやん、九州ペンペン草もなくなるやん…
しかし、当時生き物全滅したんやろーなー…
当時はヒトはまだ日本にはいなかったはず。
現在の人の祖先が誕生したのは7万年ほど前だと言われているし、そのころでもせいぜいアフリカに1000家族くらいしかいなかったらしいからな…
ただ、ヨーロッパにいたネアンデルタール人が全滅して、アフリカにいたホモサピエンスだけ残ったのは、実はイタリアの火山が破局噴火したからだという説がある。
火山が破局噴火したら、もはや日本という国が無くなるくらいの覚悟をしなければいけないだろう…
現実にあったというところが怖いよね。
人間なんて、まだまだ出現したばかりなのだ。
7万年前にせいぜい世界に1万人もいなかったと思われる人口が、いまや60億人。
でもこの栄華も数万年という、地球の歴史にしたら本当に一瞬で終わってもおかしくないなあと思う。
…
って、そんな話をフロントのおばちゃんにしたら、おばちゃんが熊本地震の直後にNHKの阿蘇山の破局噴火の番組が放映され、ショックを受けたと言われてました。
う~ん、こんな話を地元の人にしてしまった俺も無神経だが、熊本地震直後に阿蘇噴火の番組を組むNHKも大概やな…(;´Д`)
しかし、阿蘇の火山が作り出す風景の美しさは、実際は危険と裏腹なんやな…自然の特に美しい場所というのは概してそうなのかもしれない…
あ、ちなみに、阿蘇カルデラ並みのカルデラは実は日本中にありますよ。
箱根山なんてのも、実は外輪山で、箱根の温泉地は大きなマグマだまりのあるカルデラの上にあると「ブラタモリ」で見ました。
日本のどこでいつ破局噴火してもおかしくないですよね…
亡くなった方には本当に申し訳ないんですが、雲仙や御嶽山程度の火砕流被害というのは、火山災害のなかではまだ相当小さいほうなのでしょうね…
…
明日は早めに出て、昼過ぎには次の宿泊地、別府に着かないと。
どうやら、明日の雨は1日で1か月分くらいの雨量があるらしい。
まあ、来週は全然降らないみたいなんですけどね(T_T)
続く。
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