翌朝は7時前に起床。
朝食が早いのです。
朝食は以下のとおり。朝食時間は7:00~8:00。1時間の間と短い。
僕の他は3人、朝食を摂った人がいました。
いずれもきちんとÝシャツを着たおじさんでした。
この町、倉吉から25kmも離れてるし、米子から30kmも離れてるのにビジネスで来る人がいることがむしろびっくり。
何をしている人たちなんだろう…
だらだら準備し、道順の確認をしてからホテルを9:30頃出発。
地図の確認は大切です。
なにせナビはスマホのGoogleマップが頼りです。
ホテル前でしばし海を眺める。
25kmほど東に離れた羽合海水浴場は砂浜のはずなのですが、ここは丸石ごろごろ状態。
西の米子近辺では再び砂浜になるみたい…
地形の成り立ちがよーわからん。
これは謎??。
北側の国道から少し離れた県道を走ります。
県道は流れがゆっくりでまだ怖くない…
途中、北栄町の「青山剛昌ふるさと館」に立ち寄ってみる。
特にコナンに興味はないので、外から写真を撮るだけ。
また、町役場の前には青山剛昌氏にちなんだのか、「青山車両」という車販売店があり、コナンタイアップしてるみたい。
町役場には大きなコナンの壁絵。
徹底的にコナンで町おこし。
まあまあ、観光資源を有効活用していますね。
昨日は東郷温泉。今日は東郷湖(池)対岸のはわい温泉に向かう。
はわい温泉といえば、結構名が知れている温泉だと思っているので、昨日の「ゆアシス東郷龍鳳閣」みたいに人がいないなんてことは
ないだろう。土曜日だし。
むしろ家族連れだらけで恥ずかしくなるのかな、という前日とは逆の不安を抱きながら原チャリを東に再び東郷湖(池)へ。
大山の雄大な景色を背景に走ること40分程度。
はわいに到着。
まだ10時まわったところなので、はわい温泉の臨海公園というところでしばし東郷湖(池)を眺める
しかし…人いね~~~
土曜日の午前中…小学生2人と釣りをしているおっちゃん1人しか見ねえ(;´Д`)
こんだけ大きな池というか、湖なのに、ボートの貸し出しとかもないようだし…
それにしてもおっちゃん良く釣るわー。3本の釣り竿から5分に1回くらいボラっぽいのが釣りあがる。
汽水湖だから、ボラかなあ…
しばしおっちゃんの釣りを楽しんだあと、はわい臨海公園前、はわい温泉のメインストリート?を走る。
ハワイをイメージしたシュロという植物の並木が売りなのかなあ…人がいない…
たまに散歩と思われる地元のおじいちゃんが歩いている。
温泉街に到着。
ん~、やっぱ、あんまり人いない。
はわい温泉はピーク、1990年代終わりくらいの57万人の入湯客から、2010年には12万人余りにまで入湯客が減少しているとされる。
近年はさらに入湯客は減っていると思われる。
そう考えると、オフシーズン、土曜日と言っても、人いないというのは普通のなのかもしれない。
ゴールデンウイークとか、お盆とか、正月とかに客が集まればいいのかもしれないなと思う。
それにしても、はわい温泉や東郷温泉は、キャンプ施設とか、整備すればいいのになと思う。
お金をかけない体験型レジャーが主流になっている昨今、力の入れどころというのを考えなくてはならないな。と思うガラぽんであった。
若干失望感を感じながら、日帰り湯「ハワイゆ~たうん」に到着。
どこにあるかわからなくて、迷いながらの到着。
100人が同時に入浴できるとあったから、でかいスーパー銭湯のようなものを想像していたのだが、こじんまり…
建物はそこそこの面積だけども、駐車場が狭すぎて気が付かなかった…
つまり駐車場がその程度でよいのか…というところ。
そうなると、またしてもよそ者が入るとなると勇気がいる建物ということになる。
でも、何度も書いているが、この旅行は温泉がメインなのだから、思い切って入ってみる。
案の定、人がいない…(;´Д`)
土曜日で、地元のおじいちゃんとおばあちゃん2人とかしかいないのはいかがなものなのだろうか。
施設は作って20年以上は経過していると思う。
ロビーは照明が暗く、観光というイメージは全くない。
これが地元の人のための施設なら納得いくのだが、「とっとり湯梨浜町温泉三昧」というパンフレットがわざわざ観光客用に作られているからどうだろう…
ちなみに風呂代ですが、やっぱ360円でした。
まさに商店街の銭湯です。
なお、この温泉は今時珍しくシャンプーを備え付けてはいません。
中はまあ、広かったです。
標準のスーパー銭湯くらいはありました。
壁には湯梨浜町の見どころがかかれていたのは観光に力を入れていた名残でしょうか。
壁があちこちに亀裂が走って、年季が感じられます。
お湯は東郷温泉と同じ。
湯温40℃くらいでやっぱり池っぽい感じがします。硫酸塩泉とありました。
長く使っていると、じんわり奥までしみてきて、汗をかいてくるので、温泉の質はいいと思います。
これが帰路には応えました。バイク運転してるのに、疲れで眠くなって仕方がない。
この施設には1時間半くらいいましたが、結局自分を含めて、5人も出入りがあったか?という感じです。
全員おじいちゃん、おばあちゃんでした。
土曜日の午後。真骨頂は夜になるのでしょうか。
ならないですね。
観光客も、若い人もいません。
多分、若い人は休日は倉吉市内にいるんでしょうね。
はわい温泉を出ると、最後にお土産を買おうと、はわい道の駅を目指しました。
ですが、道がわかりません。
しかもおそらく、有料道路からしか出入りできないようになっています。
これは大きなマイナスなんじゃないかなと思います。
そういう施設は、地元の人がもっと気軽に使えるようにしないと…
って見てませんが、かなり気合を入れて探してもわからないというところがとにかく問題かと。
「鳥取二十世紀梨記念館」に向かいます。
この施設はほとんど帰り路に近いところにあるので、スムーズに向かえました。
テーマパークとあったので、なんか遊園地みたいなところかな?と思ったのですが、なんか大きな多目的ホールのような複合施設でした。
外には遊具と公園が整備されていて、地元の家族連れでごった返していました。
ああ、人はこういうところに集まるのか、ということが改めてわかりました。
お金をかけずに、お弁当を持って気軽に来れる場所。
近くにスーパーもあって、トイレもあって、休めるところもあって、便利。
鳥取二十世紀梨記念館は地元の人と観光客の融合施設でした。
ホールのテーブルでは、地元の高校生が受験勉強をし、なしっこ館では観光客が普通にお土産を買っていました。
鳥取に来てはじめて活気を感じる場所でした。
やっぱり自然を楽しむということ以外に、地元の活気を感じる場所に訪れることも大切だなと思いました。
何だかほっとします。
「鳥取二十世紀梨記念館」の回りには飲食店もけっこうあり、お弁当持参の家族連れが多いと言っても、それなりに売り上げはあるようです。
僕は前日の牛骨ラーメンの口直しに、鳥取地場の「ゆめやチェーン」というラーメン店に入りました。
魚介と野菜のスープをベースにしたラーメンで、しょっぱくなく、くせのないコクがあるスープ。
当たりの味でした。
ランチのチャーハンセットで660円は結構安いです。
鳥取は町中の物価は高くはありませんね。
「ゆめやチェーン」、なかなかいいラーメン店でした。
覚えておきます。
50㏄バイクなんで、たいしたお土産は買えません。
とりあえず、梨づくし。小物を揃えました。
あまり遅くなると、帰着するのが夜になってしまうので、ゆっくりなしっこ館を見て回るということはしませんでしたが、展示展もなかなか興味深い内容のようでした。
次に来る機会があれば、ゆっくり見ようかと思います。
梨ソフトも食べたかったのですが、ゆめやのラーメンがことのほかボリュームがあって食べられませんでした。
残念。
「鳥取二十世紀梨記念館」、最後に地元の活気を感じることができました。
子供を遊ばせる場所ははわいの多目的運動施設とかも遊具はあるし、それなりに良いと思うんですが、ちょっとでも郊外に出るのはダメなんだろうか。
車でせいぜい中心部から15分くらいしかかからないのだから、全然遠くないんですけどね。
人のいるところに、人は集まるということなんでしょうかね。
「人を呼ぶために呼び水となる最初の人を集める」ということが本当に難しいんだなあということを感じました。
14:10。ガソリンを満タンにして、元来た道を岡山市に向かって帰ります。
上れるか?と思った人形峠の長い坂もすんなりと上れました。
途中、トイレ休憩をはさみ、久米南のセブンイレブンでコーヒーとデザートで疲れを癒し、帰着したのはやっぱり4時間半後の18:40頃でした。
今回は、かなり「ヒトの流れ」というものについて考えさせられました。
平成の初めの頃、バブルの頃がピークだった湯梨浜町の温泉。
それは、今人気の黒川温泉とか別府温泉とかと立地条件はそんなに違わないとは思うのだが、何が違ったのか。
でも、湯梨浜町の財政のバランスシートを見ると悪くありませんでしたね。
経費削減を精力的に行っていることで、歳入に対して歳出が常に下回る、緊縮財政を強いています。
歳出はここのところずっと下降線です。
これだと、特に温泉地を盛り立てようとか、そういう気にはならないかもしれませんね。
反対に、財政出動でテコ入れしようとした場合、大きなやけどを負うかもしれません。
それは怖いです。
僕が町長だとしても、それは避けたいですね。
近い将来、東郷温泉、はわい温泉の巨大施設を修繕する必要性に迫られたとき。
果たしてどのような対応をするのか。
気になります。
さて、原チャリくん、ご苦労様。
でも、もうしばらくは腰が痛いから原チャリでの遠出はご遠慮しますだな。
今回の旅でかかった費用は、宿泊代、燃料費からお土産代含めて、わずか12000円弱でした。
さすがにちょっとお金かけなさすぎたな。ぜんぜん経費消化になってねえ(;´Д`)
次はもうちょっと楽な旅をしていきたいと思います。
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