電車撮影しました。でも鉄ちゃんじゃありません…(;´Д`)
翌朝。
「稼げていない時期のアフィリエイト作業であまり寝れない」癖が治らない僕は、目覚ましより早く目覚め、早速朝、窓外の電車撮影。
早すぎてあまり通らないけど。(;´Д`)
8時前くらいにはもう誰も入浴しないということは旅を重ねてわかっていることなので、温泉貸し切り状態。
8時30分から朝食。
あまり観光客のいない平日の場合、9時にはもう人は食道にほぼいなくなります‥。
雰囲気的にもう出ていってくれ状態になります…
朝の食事はあんまり楽しめないもんです。
ですが、朝バイキングをしっかり食べておくと、昼食がいらないほど腹持ちがよいので、節約になりますね(;´Д`)
だから宿泊の朝は多少バイキング代が高くても(別料金の場合)朝昼兼用でしっかり食べる派。
良い天気に恵まれて快適なスタート。
9:40頃、チェックアウト。
もう誰もいないです。みんなそんなに慌ててどこに行く…祖谷か?
紅葉は大歩危からさらに奥に入った祖谷峡がよいようです。
見どころが多く、観光用のボンネットバスが人気のようです。
ただ、ちょっと観光スポットめぐり過ぎ。
滅茶苦茶気世話しないじゃん…(;´Д`)
僕は分刻みでスケジュールを強要される観光バスが嫌いです。
日本人はなんで観光までスケジュール詰め込まないと気が済まないんですかね~~~
雰囲気を楽しむ、感じる、気に行ったらできるだけ長い時間その場に居たい…
そういうのが大切だと思うんですがねえ。
ところで、祖谷には行ってみたいけどもガソリンがない。
琴平で金刀比羅詣りするなら、奥には行けないし…
残念。
道の駅大歩危で土産のそば餅を買い、
早々に出発です。11:00。
それにしても前日の小雨が嘘のような良い天気。
気温は19度もあり、汗ばむくらい。こりゃ紅葉なんかせんわな(;´Д`)
ツーリングには最適な環境だけど。
ガソリン入れなきゃ…そして事件へ!(;´Д`)
ガソリンはメーター真ん中ですが、もう入れないといけません。
台湾製のバイクだからでしょうか?
ガソリンがそれくらいの量になってくると、なんかエンジンのパワーが減り、スロットルを全開に回さないと走らなくなります…
三好市池田に入って、目をつけておいたシェル石油で給油。
アルバイトのお姉さんにレギュラー入れてもらいます。
3.6リットルしか入りません。ここまでリッター34kmくらいか‥
それでもエンジンのパワーが落ちてる??
(´・ω・`)
(´・ω・`)
なんかいやな予感がする。
そして、事件は起こりました。
GSを出て1kmくらい走ったところでしょうか。
なんかエンジンのシリンダーが異音…エンジンに引っかかりがあるような…
だんだんシリンダーの異音が増してくる~~
あ~~~~これは~~~やばいかも~~~
ヴィ~…と鈍い音を立てて道端に減速。停車。
(;´Д`)(;´Д`)来ました。ウワア~、ここで来たか~~最悪だ~~(;´Д`)!
そうです。バイク異常です。
山越え不可能。
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ここでの冷静な対応がバイク乗りの真骨頂。複雑な整備なんかできんけど汗。
ここがどんな場所か。現在地は三好市、「箸蔵山ロープウェイ 」手前。
山越え前です。
危ない、これは山越えは無理か?金刀比羅詣りどころじゃね~~~(;´Д`)
エンジンをかけ直す。素直にかかる。試しにちょっと上ってみる。
ヴィ~…と鈍い音を立ててパワーダウンし、停車。
エンジンはスムーズにかかる。
とにかくバイク屋に持って行かないといけない。
幸いまだ昼過ぎ。
時間もある。
平坦な場所はなんとか走ることができる。
バイク乗りとしてはここでの冷静な対応が本当の腕の見せ所だな、ウン(´・ω・`)
内燃系の整備なんてできんけど~~(;´Д`)
とりあえずGoogleでバイク店検索。(スマホ有り難い…)
三好市池田町の町中にある町唯一のバイク販売店「オオニシサイクル」さんに持って行くことにする…
ただし、問題があります。
田舎すぎる。バイクを取り扱っていても、自転車と兼業の場合はほとんどバイクの知識はないと思われる。
それでも一縷の望みをかけて、持って行くだけ持って行くか。
「オオニシサイクル」まではなだらかな上り坂がある。
せいぜいこう配は1~2%くらいだと思うが、それでもパワー不足を感じる。
これはもうダメだな…
「オオニシサイクル」に着いた。
あいにくご主人は山に外出中とか。
思った通り、自転車のついでにホンダのバイクを売っているお店。
キムコなんて見たことも聞いたこともないだろう。
奥さん、
「うちじゃバイクのことはよくわからないと思います…」
まあ、そうだろうな。
バイクは本当に知っている人が少なくなった…
もともとキムコの取り扱いなんて、岡山市内でも2軒しかないし、取り扱っているのはモトクロスなんかもやっているバリバリのプロのバイク屋さん。
それにしても、キムコは今年春、海外販売戦略の変更で、市場規模の小さい日本から完全に手を引いている。
修理なんかできるんだろうか。
キムコを購入した「ツチダスピード」さんに部品は入るのかどうか聞いてみる。
「修理は大丈夫ですが、県外の引き取りは無理です。」
ま、そりゃそうだわな。でも、修理はできるのか。
ともかくも、冷静に考えるに
・レッカーしてもらうなら広い場所が必要。
・電車で帰る準備。
この2点から、土讃線池田駅に近い、広い駐車場のセブンイレブン池田サラダ店に移動。
そこで、JAFに電話する。
運搬費用がかかっても致し方ない。このまま走れない。
とりあえずJAFに電話してみる。
運搬はしてくれるが、海を超えられないらしい。
まあ、超えたとしても費用が5万円以上かかる計算になる。
5万円は仕方ない。今回のことは良い勉強だ。
でも、海を超えられないのなら仕方ないな。
「お近くの修理工場までなら15kmまで無料、あと1kmごとに720円です…」
修理工場ねえ…
いったん電話を切る。
どこのバイク屋もキムコは多分厳しいだろう…
とりあえず、一番近くて、自称四国一でかいバイク屋さんとしている「丸亀プラザ」に電話。
「うちはキムコなんて取り扱ったことありません…」
苦笑。中古買取もしてるのに??
まあ、そうだわな。
改めて、キムコを深く検索。
どうやら、キムコの取り扱いをしているのは、最も近場では高松市に2店、徳島市に2店。
高松市でも、市内の栗林まで行かなくてはならない。
距離60km…ちょうど帰り道です。
うーむ。
エンジンやや復活?比較的平坦ならけっこうな距離走れるかも!?
考えながらエンジンをふかしてみる。
「最悪中古引き取りに来てもらって、池田駅から電車で帰るか…?もう7年も乗ってるし、二束三文にしかならないけど…」
そこで気づく。
マフラーから、調子のよいときに出ていた、白い排気ガスがもうもうと出ている。
これは、マフラー詰まりか?
止まった時から、シリンダーの問題か、マフラーの異変だろうと思っていた。
でも、焼き付くにしても、焼き付き対策のためにバイクの購入もとに「これしか入れちゃダメ!」といわれたヤマハの最高級オイルを入れている。
前に焼けて、全部部品を取り換えてから2年も経っていない。
焼き付きの可能性は低いのではないか?
とすると、マフラーが詰まっているか、もしくは反対の排気漏れか。
どちらにせよ、マフラーはもう寿命だろう。
今回の問題の原因は何といっても「整備不足」です。
そう、鳥取から帰る時のこと、一度シリンダーがスムーズに動いていないと思った時があったんです。
それがあったのをすっかり忘れていました。
そこで、いったん様子を見ないといけなかったのです。
そもそも、50ccなんて、もともと街乗りに作られているのに、山なんか走るべきでないのでしょう。
全力でふかし続けるために、マフラーへの排気が溜まりすぎる。
「スーパーカブ」みたいに単純なマフラー構造のバイクなら良いが、混合型の、ガソリンとエンジンオイルを一緒に燃焼する2サイクルのスクーターはマフラーが詰まりやすく、壊れやすいことをすっかり忘れていた。
ただし、白い煙が出ているということは、詰まりが抜けたことを意味する。
多分、平地ならば、ずっと走ることはできるだろう。
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JAFに山越えしてもらう…(;´Д`)
そこで、方針は決まりました。
三好市の峠を越え、平坦になる香川県のまんのう町まで抜けられれば、何とかだましだまし走って帰れるだろう。
そこまでJAFに運んでもらおう。
車乗るならJAF、入っておけよ…みんなも。
幸いまだ時間は14時前。
JAFに電話。
1時間ほど待っていてくれとのこと。
11月は外にいると意外に冷えるので、尿意がやたら来ます。
セブンのトイレを借りながら、セブンのコーヒーを飲むという荒行をしながらひたすら待つ。
そして1時間くらいすると、軽トラックに乗った60前くらいのおじさんに声をかけられました。
「どしたのにーちゃん…」
JAFの委託を受けた小歩危自動車さんでした。
バイクを積み込みながらも、JAFの連絡はやってきます。
山間の町で、業者が少ない割に、ちょっとしたことでヘルプが多いのがこの業界の特徴です。
僕も軽トラに乗りながら、ほかの車を1台助けに行くことになりました。
ハンドルロックすら知らんなら車乗るなよ…(;´Д`)俺っちはずいぶんマシなJAF会員。
やってきたのは、例のロープウェイ乗り場。
なんでもトヨタパッソがエンジンかからんとか。
バッテリー上がりを想定して、小歩危自動車でバッテリーを積んできています。
パッソに乗っていたのは、なんと80代前くらいか?という老夫婦。
高速道路を逆走しそうなくらいのヤバさがあります。
そんな人たちですから、やっぱり車、ハンドルロックがかかっているだけでした。(;´Д`)
何十年車乗ってんだよ!(;´Д`)それがわからんなら乗るなよ(;´Д`)!
失礼を承知で言うと、半分あっちに入っているんじゃないかと思います。
超高齢化を象徴しているような事件です。
こういう事件はほんと、多いんです。
たとえば、旦那がカギがなくて、カギをロックした!と思ってJAF呼んだら、実は同乗者の奥さんに持たせてたの忘れてたとか‥(;´Д`)
それでいて、30分待たせただけで逆切れするとか。
こういうことは特に
・車の知識が全くなくて
・高齢の方
にありがちです。
運転さえできればいいとかで乗らんほうがいいよ、ほんと、危ないって。ほかの人の命も預かってんだって~(;´Д`)
こういう場面に出くわすと、俺の事件って、まともな事件なんだなあとしみじみ思いました。
ということで、小歩危自動車さんにはちょっと距離超過してもらって、大分先のまんのう町買田まで行ってもらいました。
少し稼いでもらうためです。
そして、コンビニで差し入れ奢って帰ってもらいました。
こういう仕事も少しはしてもらわないとねえ(´・ω・`)
遅いながらもなんとか走れる。最悪を乗り越えて帰還(;´Д`)!
さて、なんとかまんのう町に16:00前には着くことができました。
比較的ここからは平坦。
一部緩い上りはあるものの、スピードを上げなければなんとかたどり着けるだろうと出発です。
高松港までは29kmの道のりです。
ゆるいのぼりでは30km、下りでは40km。
スロットルを全開にしないように走ります。
それでも、どうも15kmくらい続けて走ると、シリンダーの動きがなんとなく悪くなります。
何とか走りますが、心には余裕がありません。
29kmでも、原付で、ましてやスピードを出せないのでは、かかる時間は1時間どころではありません。
11月は、17:00には暗くなります。
高松港に着くころには、17:00を回り、17:20になっていました。
すっかり暗くなっています。
でも、高松港までつけば、あとは一安心です。
岡山県側の陸路で動けなくなったのなら、JAFも全然呼べる。
それに、玉野の坂はここまで29km走ってきた途中ほどのものはない。
まだ何とか走れる雰囲気です。
17:40。
四国急行フェリー乗船。
宇野から自宅までは22km。
岡山県側では多少気分は楽。
でも自宅までは1時間以上かかりました。
なんと、原因はエンジンの焼き付き!?空冷2サイクルでのフルスロットルは厳禁だった(;´Д`)!
先ほど、購入先のツチダスピードさんにバイクを見てもらいに行きました。
どうやら、焼き付きのようです。
と言っても完全には焼き付いてない状態。
2サイクル空冷単気筒50ccエンジンの場合、長時間の運転、ましてやフルスロットルがあまりに多いと焼き付きやすいそう。
それでいて排気が多く、排気詰まりを起こしやすい‥
やはり長距離は無理があったのです…(´・ω・`)
一応、駐車場のない場所に行くときなど、ミニバイクは重宝するので、修理して残しておきますがもうミニバイクでロングはできないですね。
2サイクル空冷単気筒50ccエンジンでのロングツーリングは無理。
まあ、2サイクル空冷単気筒50ccエンジンなんて、多分国産バイクにはもうないけどね(;´Д`)
バイク屋さんによると、水冷4サイクルで125cc以上であればよいとのこと。
その場合は、125ccでも、1000ccでもリスクは同じ程度だそうです。
50ccのスクーターでも、今はほとんど水冷4サイクルになりました。(空冷もありますが、パワーはでるけど焼き付きやすく、燃費も悪いという特徴があるようですね。)
今回も水冷4サイクルの50ccであれば、あんなことにはならなかったのかもしれません。
でも、50ccはやはり街乗り用バイクです。
幹線は、交通の流れを考えると、制約が多く、リミッターカットされている50ccはやはり迷惑になるので、あまり乗らないほうがいいでしょうね。
少なくとも小型2輪免許を取りましょう。でもまあ、どうせなら中型とったほうがいいですね。
だいたい大きいの乗りたくなるんで。
今回はいい勉強になりました。(´・ω・`)
早々に大きいやつを購入しようかと思っております。
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