なんとフォルツァSiを売却することにしました。
シンコーです。
あれほど気に入っていた250ccスクーター、フォルツァSi(MF12)を売却し、乗り換えることになりました…
たった5カ月の間で、5000kmも走ってくれました。
壊れた…?
わけではありません。
5000kmも走ったことで、大体近場には行きました。
これから、遠いところ、京阪神を経由して、中部、北陸まで足を延ばそうかと思っています。
その際、250ccはきつい…というのが僕の出した結論です。
やっぱり250ccでロングの高速走行は厳しいです。エンジン的に。
まあ、バイク乗ったことのある人はわかるでしょう。
250ccのロングツーリングはホント、きついのです。
それもひとえに、トルクがないからです。
ガソリンを変えて、250ccにしてはトルクフルになったフォルツァでしたが、250ccで、おまけに「激安バージョン」。
少し作りの粗さが目立つところではあります。
でも、それはホンダの技術の粋を集めただけあって、エンジン性能とフレーム剛性で若干チープなつくりをカバーしていたところではありました。
他の250ccスクーターはどうか知りませんが、高速道路を100km/h超でぎゅんぎゅん飛ばせるって、良いほうでしょう。
5000kmになりますますエンジンもマイルドに動くようになりました。
が、やっぱり250ccなんですよね。
車体が大きいようで小さく、重いようで軽く、そしてスピードも簡単に出るようでかなり引っ張らないと出ない。
というところだと、やっぱり乗ってて疲れます。
そして、実はこの間、出雲から帰着した際に、エンジンのトルクがすかすか「あれ?」という現象が起きました。
明らかに「走り過ぎ」。
250ccのキャパを超える走り方になってしまったのです。
水冷なんで、ほどなくもとには戻りましたが…
250ccは僕のやりたいことの目的に合わなかった。合うのは400cc。
250ccスクーターは乗り方としては
「基本街乗り。止むを得ない時に高速道路を無理なく走る」
ことを目的として設計されています。
僕みたいに遠くまで高速で長時間乗りっぱなすという乗り方は合いませんね。実際250ccで超長距離を90km/h、100km/hで走る人は
あまりいないと思います。
でももともとバイクを購入した目的はツーリングをすることなので。
乗り方としては
「ツーリング主体」で、
できたら「街乗りもさほど不便なくできる」
という風にするのが理想です。
それが250ccでなく、400ccでは可能である、という判断です。
400ccスクーターは、「ツーリング主体だが、街乗りもできる」というコンセプトのバイクなので、目的にはぴったりです。
奇跡のタイミングで滅多に出回らない極上のタマがバイク屋さんに入荷した!「スカイウェイブ400リミテッド」
そこで、バイク屋さんに打診していたところ、すぐに本当にたまたま条件にぴったり合い、荷物の積載などもバッチリなスクーターが入荷したと連絡がありました。
それがスズキ:スカイウェイブ400リミテッドでした。
なんていうんでしょう、運命のタイミングみたいな感じですよね。
ホント、こういうことってあるのな…
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現車を見に行きました。250のフォルツァより扱いやすいかも…スカブ、大きくて扱いにくいって言われてるけどそうでもない…
2009年型の車両で、ワンオーナー、距離が4300km程度しか乗ってません。
フォルツァ下取りしてもらったら、20万もしない破格で乗り出せます。
しかもETCなんかもついて、冬に嬉しいグリップヒーター(手を暖めるバッテリー式ヒーター)もついてる…
そして、ツーリング用に風防がもともと完備。
さすがにリミテッド(限定)エディションです。
スカイウェイブは、もともとはスズキがホンダの「フュージョン」に対抗して出したビッグスクーターなので、250ccが基本です。
ですが、フュージョンに勝つために、250ccでもあり得ないパワーを搭載して、わざとでかいボディにして当初は出したようです。
でも、馬力出過ぎ、排気ガス出過ぎ。みたいな感じで規制がかかったんですかね。?
あ、かかってない?もともと400も出す気でそちらをメインに設計していたのかな?
250ccのボディにそのまま400ccのエンジンを積んだバージョンを同年に出しています。
400ccといっても、ボディは250ccと共通なのですが、本当は400本命で開発して先に250ccをフュージョン、ヤマハのマジェスティ対抗でだしたとのことなんでしょうね。
250ccでも何とか動かせる車体なので、まあ400には手頃な大きさといえるでしょうね。
噂では「メチャクチャ重い」と言われていたので、どんなもんかと思っていたのですが(223kgほど)いや、軽いです。
すでにこの半年でフォルツァの190kgボディの引き押しには慣れています。
フォルツアはスカイウェイブに比べると「ずんぐりむっくり」の体形で、なおかつ重心が少し上にあるために、まあまあ動かしにくかったのです。
正直フォルツァに慣れてしまったら、40kg近くも重たいといっても、シャープな体型で、身体をぴったりつけて、腕を進行方向にしっかり腕を伸ばして押し引きできるスカイウェイブのほうが軽く感じるほどです。
たしかに車体を起こす時と、動かし始めはちょっと力が要りますが、それ以外のシーンではフォルツアより楽かもしれないな。
あと、フォルツァはシートが横に広く、またステップ部分の切れ込みが浅いため、足つきが良くありません。
スカイウェイブはシートの高さはフォルツァよりたった5mm低いだけですが、シートの幅がさほど大きくなく、ステップの切れ込みをぐいっとえぐってあるので、足がほぼべたつきです。
いや、250がかかと上げまくらないといけないのに、400がかかとべたつきって…(;´Д`)
ホンダさん、負けてますやん…特に女の子はフォルツァきついで。
30kg重いのに、スカイウェイブのほうが扱いやすいような気はするんだよな。またがってみると。エンジンかけてないけど。
よくスカイウェイブを「でかい、でかい」というんだけど、普段フォルツァに乗ってしまうと、またがってみて、むしろ細くて案外小さいなと思ってしまう。
ケツが長くてでかいだけ。
ただ、ケツがでかいというのは、後ろの車にインパクトを与えて、煽る気を無くさせてしまう。
フォルツァにはそれが足りない。ビッグスクーターとしては後ろからの見た目の大きさが微妙なのよな。
スカイウェイブは車長が長いが、幅は抑えめ。ケツはデカめ。理想的な形に仕上がっていますね。
車高が低い上に、重心がけっこう下にあるので、風に強い感じがするのもプラスかな。
この車両、2009年モデルCK45Aというんだけど、ちょっとメーター周りのデザインが古い感じなのが気になる…
ほんの7年前なのになあ…見た目はそこだけがネックかな。
まあ、ほとんど大きくモデルチェンジしないバイクなんて、そこはあまり重要じゃないか。
結局選択肢なんてないんだよ。
スズキさんの場合、車両の当たりはずれが激しすぎるようで、レビューは両極端。
この車両が当たりか外れかはわからないけど、4000km乗ってきれいな状態を保ってるなら悪くないと思う。
ということで、あまり深く考えずに購入決定。
納車は7月半ば。
400ccスクーターはほんと、選択肢ないよ…
ヤマハのグランドマジェスティは「走らん」と有名でタマ数ないし…
シルバーウイングはもともと600ccの大型のボディに400ccエンジン詰めてあるから、でかくて、それでいてタイヤ小さすぎるし…
スズキのスカブしかないじゃん、結局…(;´Д`)
選択肢ないからここで結局決定するしかないんだよ。
決定しないとフォルツァの下取り安くなってくだけだし、スカブのリミテッドなんてまず入らないからさ。
スズキさんのバイクは当たり外れが大きいと言われる。不安。博打的買い物。(スズキさんすみません。でも不安です。)
400ccから上の大型スクーターはバイク屋さんいわく、あまりに重たくて(260、270kg)乗れたもんじゃないらしいから、もうしばらく400cc乗ると思う。
スピードメーター、250ccでは160km/hまでしかなかったのが、180km/hになったことだし、まあ、スタートダッシュはたいして変わらなくても高速道路や広い幹線道路での煽られや余裕のなさが少しでも解消されて、疲れが軽減されるようなら良いかと思う。
400ccスクーターは案外乗る人はずっと長く乗るらしいから良いということかもな。ちょっと期待している。
今度ももちろんハイオク入れます。
心配なのは、やっぱ乗り心地、特に振動とエンジン性能だよなあ…
フォルツァのほうが実際、全てにおいてよいのかもしれないのだけども…250ccだから。
もう博打です。今回は。
フォルツァSiくんは良いバイクでした。
街乗り主体であれば手放さなかったです。
ただいま梅雨の中休み。
最後に昨年行った「大三島宮(三島大社)」にツーリングして締めたいと思います。
P.S.
ぎゃ~~~~、スカブ400の2009年モデルCK45A、リコールでてるじゃん!
「エンジンストップ」だと!?
これ、お店の人知らないよなあ…
納車、1カ月以上伸びるかもなあ…さすがはスズキだあ(TT)
不安…
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