こんにちは、シンコーです。
>旅take22:紅葉の名所・帝釈峡に行ってみた。寂しい景観だけど記事にしとくか。
の記事でも書きましたが、今年の締め?ツーリング行ってきました。
でも、かなりまだ温かかったし、新しく購入したワークマンの防寒着「イージス」の性能があまりによいので、別に締めなくても良い気がしてきた…
ワークマン「イージス」
ワークマン公式ページより。僕のは前に写真出したけど、多分こっちのほうがどんなんかわかりやすいから。
僕のは色違い。
山陰はもはや雨雪の日がほとんど…太平洋側しか選択肢がない。ふと目に留まったのが…
実は山陰をまず締めようかなと思ったんですが…
冬になると日本海に低気圧が発達しながら通りやすく、山陰は雨が降りやすい。
また、低気圧が発達すると冬型の気圧配置になり雪が降りやすい。
というわけで、すでに山陰は12月だとほとんど雨になってしまっていて、締めたくても締められませんでした。
仕方ないので、あまりツーリングしているとネタ不足になりそうなのですが、今回は瀬戸内を攻めることにしました。
山口県の柳井近辺に行こうかなと思ったが、宿がない…徳山の新幹線客目当てのビジネスホテルしかありません。
いまいち。今回はパス。
ふと、広島県呉市の「野呂山」というところに国民宿舎があるのを見つけました。
距離は片道150〜180kmくらいと手ごろ。日の早く沈む師走のツーリングにぴったりか?
高速代もたいしてかからない。
国民宿舎は1泊2食付きで、安いのに宿の質がまあまあ良いと認識しています。
ちょっと都合があって、6日火曜日に行きたかったのですが、どうやら問題なく宿取れるようなので決定です。
全く期待してなかった野呂山。しかし、いい意味のほうに期待が外れました!
近場なんで、「家の近所回りとたいしてかわんないんだろーなー」とあまり期待してなかったんですが…
実際、行ってみるとその秘境さに驚愕。
特殊な地形と、山陽の海沿いとは思えない環境。
その存在の不思議さゆえに見どころ多く、今まで行った中で最もリピートしたい実に質の良いツーリングになったのでした。
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いつものようにフォト掲載していきます。
目的地が近いので、あんまり早くに出てもな~っと、調子に乗ってちょっと仕事をしているといつの間にか10時半になっていた。
ヤバい。いくらなんでも16:00には暗くなってくる冬至の時期。
一般道で海岸線を走るとそこそこかかる。と思い直し、急いで出発。
野呂山は標高800mと聞いていたので、山道、寒さを考えると夜になるのはまずい。冬だし。
福山西まで山陽自動車道を速度オーバーにギリ取られない90〜100km/h程度でビューっと走る。
トラックが大体70〜80km/hで走っててとてもうざい。
スカイウェイブ400はもう体の一部。原付のように扱える。
福山SA付近。周りの低い山々はまだ最後の紅葉が少し残ってる…?
6日は冬型の気圧配置で気温が下がるって言ってたけど…13℃ではまだ秋の温かさだよ。
イージスの防寒がオーバーに思えてしまう。
向こう1週間、最高気温が10℃以下に下がることはない。
12月はまだまだ温かい。
2005年だったかな、ゲームチェーンに勤めていた時は、12月中旬からもう大雪で物流が大混乱。物が届かなかった時があったっけと思い出す。
今年の冬は西日本は低温だと言っていたが、いつからが本番になるのやら。1月かな。まだまだ走れるなあ…(´・ω・`)
福山西インターで高速をOUT。国道2号線尾道バイパス経由で国道185号線に入る。
そして三原市。国道185号から数百メートル北に入った道の駅、「みはら神明の里」にて休憩。
250ccでミニツーリングしてるグループがいるね。
うお、2人も「イージス」がいる。イージス、かぶりまくりやな…(;´Д`)ちょっと恥ずかしいかも…
まだ13時も来てないけども、これから先、国道185号はあんま食うとこなさそうやな…と思ったので、ここで昼食にする。
大体ハマるんだよ。先延ばしにすると。
尾道ラーメン。
尾道ラーメンって尾道市街のロードサイドって全然食えるとこないんだよね。
あまり食うとこないご当地ラーメン。
ここは道の駅のくせにうまかった。
堅ゆで細麺と豚の背脂の甘みの強い濃厚しょうゆ味のスープが抜群。この道の駅の尾道ラーメンはお勧め!
185号は別名「さざなみ海道」。海と多島を臨める、三原〜呉を結ぶ観光国道。
素晴らしい景観が広がります。
飽きてくるくらいだわ。
途中の撮影ビュースポットも多い。
ただ、野呂山口までは軽く70kmくらいあるんだよな。
途中で撮影ばっかしてたら、2時間〜3時間くらいはかかってしまうんだよね。
撮影もほどほどに先を急ぎます。
16時前には野呂山高原に登る元有料道路「さざなみスカイライン」前のファミマに到着。
休憩。しかし、海から数百メートルしか離れてないのにこの巨大な山地は…
あとで調べたところ、野呂高原の山々の標高は瀬戸内では神戸の六甲山脈に次いで第2位だそうです…
岡山の海沿いの山なんて、せいぜい標高100〜200メートルがいいところ。
広島は岡山に比べると、雪、集中豪雨などに遭いやすい地形。穏やかなイメージがありますが、意外に過酷な環境なのです。
野呂山に登り始める。
さすがに元有料道路だけあって、道は広いですけど、急峻。
麓から11kmほどで山頂高原付近に到着とあったけど、そんな距離か?これ?けっこう距離あるぞ?
ちょうど半分の付近、名所と言われるハチマキ山展望台に寄って風景を撮影。本日のハイライト。
これはまた…美しいですな…(´◉◞౪◟◉)
ただ雲が太陽をちょうど覆い隠し、なかなかいい明るさで撮影できない。16:20まで粘ったが、日が沈むので諦める。
しかし、気温低いな。中腹なのに多分体感で5℃くらいしかないんじゃないか?
麓ではまだ12、3℃あったのに…一体山頂は…?
山頂に急ぐ。
16:40少し前に山頂、野呂山ビジターセンター到着。
急ぎ、かぶと岩展望台へ。
…あんま変わんないな…
でもまあ、美しいよ。
こんなところが呉にあるとは…
しかし、気温がさらに3度くらい下がっていると思う。イージスでなければヤバかったかもしれない。
瀬戸内とは思えんわ。
野呂山は山というより、いくつかの山の間にある、標高840mくらいの高原地帯で、このビジターセンター中心に大きな公園のようになっている。
その中に本日宿泊の国民宿舎の「野呂山高原ロッジ」がある。
ここからはすぐ。
なんか、建物にあかり見えないけど…営業中だよね…?(;’∀’)
なんだ、この頑張り感は~(;´Д`)なかなか良いではないか~こういうの好き~( ;∀;)
古いけどきれいにされてますよ。
風呂(大浴場)トイレは共同ですが、それでも1泊2食で税込7340円は破格に安い。
ただ、インターネット環境がないからつらいね。
それがあれば今の時代に合った人気宿になると思うけど。(;´・ω・)
写真ぶれてるけど、食事の量もこの値段にそぐわず、なかなか多くて美味しかったですよ。文句のつけようがありません。
僕の他は宿泊は3組だけ。
あとは近くの島からご老人の団体で忘年会客が来てました。
なんと日帰りで20時になったら送っていくとか。
もう気温0度くらいになってるぜ?外からの冷気がパナイ。
食後、宿の若い従業員さんと談笑する。
そこで、野呂山がいかに特殊な環境であるかを聞いた。
温暖過ぎる岡山瀬戸内沿いではありえない。
標高が高いのは、この近辺のみ火山の隆起があったからなんだとか。
そういえば、瀬戸内の国宝、宮島も奇岩で有名な弥山があるな。
あれと同じか…それで広島のど真ん中、海岸部は高い山が多いのか…
ビジターセンターのとなりに「氷池」という池があるが、冬1月、2月はずっと凍りっぱなしらしい…
麓よりも8℃ほど気温が低いので、氷点下の時間が長いと。
岡山だと、県北のスキー場でも行かないと、そんなことにならないよ…
だから、2月くらいになり、低気圧が太平洋側を通るようになると、雪が20cm〜40cmくらい積もるらしい。
昨年は史上最悪の暖冬と言われたが、野呂山ではマイナス12℃の日があり、水道管がやられまくったとか…(;・∀・)
ここ、瀬戸内だよねっ??????(;・∀・)
で、僕に「冬キャンプとかしないのか」と。
冬キャンプ~~~~~~?(;´Д`)
いや、やってる人がけっこういるのは知ってるけど、「オンロード」バイクだぜ~?
野呂山はキャンプ場も有名で、彼はキャンプ場の管理担当でもあるらしい。
なんと、12月4日の日曜日には、50名もの予約があったんだとか。
ちょいまって??12月よね??
冬、オフ車で上ってきて、雪中テントを張るのが好きなおっさんとかいるらしい…雪の上ってフワフワして寝心地いいんだよね。と。
キャンプ場の水道って、凍ってない…?(;´Д`)
野呂山、朝はマイナス5℃くらいになるよな…
い、いや、ハマったら仕事できなくなるから、といいわけしたが、さすがに冬キャンプはしねえよ。
夏からまず入らんと。
夏は子供が小さいころによく連れていったけどね。大体ファミリーサイトだったけど…
ネット環境が取り入れられない理由とか、いろいろ話しながら、夜は更けていったのでした。
翌朝。
遠くにかすかに海が見えるが、雲ってるな。
車の屋根、バイクに降りた夜露が完全に凍り付いているのが見える。
オーソドックスな朝食はいいですね。
白味噌の汁の味が優しかったです。
お茶受けでおいしかったお菓子などをお土産に買って…
今日はもう麓でも朝9時には10℃くらいまで気温上がってるからね。
まだ凍ってないな。
1月、2月になると、日陰部分はなかなか氷が解けないんだろうね。
かぶと岩展望台の眺望。午前中は?
逆光ですね~。(+_+)残念…
従業員さんから教えてもらったように、山の裏から下山。
通勤に使える、というだけあって、すごく広くて、そんなにカーブがきつくない道路。
初心者は裏から登ったほうがよいな。
下山の途中、紅葉橋という紅葉の名所がある。
初冬の景観もなかなか素晴らしかった。
尚、野呂山は桜の咲くころには桜の洪水にもなるらしい。
4月、ツーリングのメッカとなる。
ツーリング来たいけど、あまり混むのもなあ…(;・∀・)平日来ればいいか。
山を下りて、海沿いの185号まで出る。
ちょっとだけ走り、バイクを停めて、三津口湾の牡蠣床をしばし見入る。
そこで感慨にふける。
数年前まで、平日の昼間、あくせく働いていた。
今の時期が一番忙しかった。
よもや40代で、こんなにのんびり平日に旅するような生活を送れることになるとは、思いもよらなかった。
まだ自分がこんな境遇になっていることが信じられない。
でも、まだまだこれは通過点だと思わなくちゃならないんだ。
もっと先のことを自分は考え始めたじゃないかと。
本日のお目当ては、185号沿いの竹原市。
竹原の古い街並みを見ること。
竹原はニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝の生誕地として有名だ。
道の駅たけはらにバイクを駐輪し、徒歩。200mも歩けば、古い町並みが楽しめる。
いい雰囲気ですね…(*’▽’)
当然、竹鶴政孝の実家、竹鶴酒造もあります。
隠れ家的なカフェなんかも多くて、女性同士の小旅行なんかにぴったりのロマンチックな街でもありますね。
楽しめました。
13時。お腹、空きません。
とりあえず、もう帰ります。17時には暗くなるので。
今日はスポーツジムも開いてるから行きたいしね。(昨日休館)
次に来るときは、呉の沖にある島々をめぐる「とびしま海道」を走るのもいいかな。
この辺りは見どころがたくさんあっていいですね(*’▽’)
三原市にて、海浜公園で海に別れを告げる。
さようなら。また来るよ。
元来た道をもどる。
途中、昼食を摂ろうかなとも思いましたが、結局バイパス続きでなかなか適当なお店がなく、福山SAで食事したのでした。
もう一度どうしても尾道ラーメンが食べたくなって食べたのですが、福山SA上りのは魚貝のスープで、優しすぎていまいちでした。
16時過ぎには帰着。
走行距離は360.6km。燃費は26.8km/L。
走行距離が短いとあんま燃費、伸びませんねえ…3分の2はそこそこ交通量のある一般道ですしね。
野呂山にさざなみ海道、なかなかツーリング環境が揃っていて、お手頃距離の楽しいルートでした。
もう冬の間は日本海側にはいけないからね。
冬の間のツーリングの目的の一つとしては、沖合の島々をめぐる「とびしま海道」走るのもいいかな。
呉、竹原沖の5島、全部橋でつながってるみたいだから。
有料の「安芸灘大橋」もバイクで渡ってみたい。
上蒲刈島の県民の浜にある宿泊施設がけっこういいってテレビでみたことある。
行ってみたいな(*^_^*)
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コメント
ガラぽんさんのようにアフィリエイトしながらツーリングする生活憧れます。
実は以前運営されていたブログに1度書き込みをしたときがあったのですが
あの時はアフィリエイトで月収10万行ってなかったのが、今では50万前後のところまできています。
今は兼業でやっていますが、いつか今の仕事で独立して自分の時間を自由に持ち
副業でアフィリエイトをしながら、好きなキャンプツーリングをしながら生活できたらなーと
ワクワクしながら毎日を過ごしています。
これからもアフィリエイト、ツーリングブログ共に楽しみにしています!
それでは失礼致しました。
ご訪問ありがとうございます。
>
あの時はアフィリエイトで月収10万行ってなかったのが、今では50万前後のところまできています。
凄いですね!おめでとうございます。
>
いつか今の仕事で独立して自分の時間を自由に持ち
今の仕事に自分の未来を描いてないなら、是非独立目指して突っ走ってください。
ただ、独立後に焦ることのないよう、土台を踏み固めながらですが。
ウルトラCを求めるといいことないので。
GoogleはずっとウルトラCを許してくれません…
僕はウルトラCしちゃいましたので今リカバリーに懸命です。
まあ、これも人生。
因果応報。(+_+)
>
好きなキャンプツーリングをしながら生活できたらなー
おお、良いですね。キャンプツーリング絶対楽しいと思うけど、俺の性格だとやったらハマって仕事に支障が出てくると思う…(^_^;)